腎臓の働きを腎臓専門医がまとめました 〜前編〜

腎臓の働き

こんにちは

腎臓専門医、透析専門医のyodoです。

腎機能が低下していて心配だけど、そもそも腎臓は何をしているのか?

わかり易きう説明をしたいと思います

腎臓って何してる臓器?

🦦 「そんなの誰でも知ってる

  おしっこ使ってるんでしょ!!」

🧑‍⚕️ 「はい、勿論大正解👏

  でもそれだけじゃないんです」

腎臓は超重要な仕事たくさんしてる!

  • 体のゴミをすてる
  • からだの水分のコントロール
  • 血圧の管理
  • ミネラルのバランス整える
  • 血液を作るホルモンを分泌
  • 骨を作るお仕事

肝腎要と言われる理由が少しわかるでしょうか!?

その働きを1つづつ、簡単に解説⭐️

前半と後半に分けますね

体のゴミをすてる🗑️

ざっくり言うと、

ゴミ処理場兼リサイクル場♻︎

もう少し詳しく‥

心臓から送られた血液をの1/4が腎臓へながれます

そこには、いらないゴミがたくさんあるんです

そこで我らの腎臓の登場!!

血液を濾過(ろか)=綺麗にすることがまさにお仕事

腎臓で綺麗になった血液は全身に戻っていきます

濾過の構造についてはまたおいおいお話ししますね

体の水分コントロール

この夏超暑かったです💦

暑い日、めちゃくちゃ濃い尿出たりしませんでした!?

あれはまさに腎臓の仕業でして‥

腎臓は1日で1.5Lものほどの尿を一度作ってます

そこから、いるものだけリサイクル回収

そして、最後にいらない水分をゴミと一緒にだす

このゴミがおしっこですね

血液の水分量から尿の量を調整を腎臓がしています!

暑くて、たくさん汗をかいた日は、

血液が濃いので

尿は少なく濃くなるように計算されています

血圧の管理

腎臓と心臓🫀はとても強い絆があります

心腎連関なんて言葉あるくらい仲良しです

腎臓を流れる血液の量によって

血圧を上げるホルモンが分泌の調整されています

ホルモンはレニンって言われています

レニンが出過ぎてしまい、現代人の高血圧の原因に大きく関わっております

「旧石器時代の人は塩分が少なくこんなにレニンが出てなかったです。だから、昔の人は高血圧には無縁でした。石器時代の食事をしたら高血圧ならないです」

と、とある有名な先生が言われてました

ざっくり前半の腎臓のお仕事のお話終了

まとめ 腎臓の仕事 前編

  • 腎臓はゴミ処理しながら、リサイクル施設でもある
  • 水分の調整は血液の濃度から腎臓が計算しくれている
  • 腎臓ではレニンと呼ばれるホルモンが分泌されている

次回は腎臓の仕事 後編

To Be Continued!

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