腎硬化症とは?高齢者で透析原因一位の病気を悪化させないポイント3点紹介

疾患

かかりつけの先生から「腎機能の低下したのは腎硬化症ですねえ・・・」と言われた方、みえると思います。腎硬化症は高齢化とともに非常に増加をしている病気の一つです。

  1. 腎硬化症の原因とは何?
  2. 腎硬化症って治るの?
  3. 腎硬化症を悪化させないためにどうするの?

この記事ではこういった疑問を持っている方向けにお話ます

まず疑問の答えから👇👇👇

  • 腎硬化症とは何かかりやすくまとめました
  • 腎硬化症は完治はしないが、悪化は予防できます
  • 腎硬化症を悪化させないポイント3選

✔️著者の経験

この記事を書いている私は、慢性腎臓病の患者様15年以上みていて、腎臓専門医と透析専門医として診療に当たっています。

こういった私が解説して行きます

✔️このブログを読むことでわかること

腎硬化症がどんな病気であるかや今後どのようにこの病気と向き合っていくといいかわかるようになります

それではよろしくお願いします

腎硬化症は現在、透析となる原因の第2位の疾患で、非常に増えています

この病気は長年の高血圧により動脈硬化が起こることが原因です

上が正常な腎臓、下が腎硬化症です

字の通り「硬くなっている感じ」わかりますか?

  1. 高血圧の状態が続くと、腎臓の血管が動脈硬化を起こしてしまいます
  2. 尿を作る工場である糸球体は左右の腎臓に100万個づつあるのですが、糸球体も動脈硬化の結果痛んでいってしまいます(下の図のオレンジのところです)
  3. 糸球体では正常に血液の濾過ができなくなります
  4. 軽い蛋白尿が出たり、腎機能が低下をします

✔️答え👉根治はしないが、悪化は予防できます

私が診察してる90代の女性患者様を例にあげます。

腎硬化症が原因で腎機能を低下をされています。毎日、コツコツ血圧を測られ、外来で血圧を毎月チェックしています。治療は内服と食事療法。食事は塩分が多くならないように娘さんが気をつけて見えます。

努力の甲斐あって腎機能の悪化のペースはゆっくりです。

とはいえ・・・

「自分はズボラだし、いずれは透析になってしまうのでは?」と思うかもしれません。

現在、新しい腎臓の治療薬が出てきています。早期から治療をきちんと続ければ、腎機能を維持することは可能です。

  ただし、すでに腎臓病ステージ4や5の方は要注意です

 結論です👉腎硬化症は根治はできませんが、悪化予防できます!

腎硬化症は高齢になれば誰しも発症する可能性のある疾患です。

では、この病気を悪化させないポイントをお伝えします

  1. 血圧の管理をしっかり行う
  2. 食事療法→塩分制限
  3. 脂質管理も忘れずに

1つづつみて行きましょう

3−1| 血圧の管理をする

  • 朝晩の血圧測定を行い、記録をしましょう
  • 記録はアプリでもノートでも構いません
  • 血圧の記録は主治医に見てもらって薬の調整をしてもらいましょう
  • 降圧剤が処方されている方は、内服を続けていきましょう

「薬剤を内服したくない!」と言われる方見えるかもしれません

しかし、腎硬化症の方は血管が硬くなってしまっています。特に冬場は血圧が上がりやすいです。降圧剤を内服しないと、なかなか血圧は下がりにくいと思ってください。

3−2|食事療法 塩分制限

塩分は1日6g未満としましょう

すぐできる工夫を紹介します

  • 麺類や味噌汁の汁は残しましょう
  • 物や梅干しは控えましょう
  • かけ醤油やソースは減らしましょう
  • 味が足りない時は、七味・山椒・生姜・わさびなどうまく使いましょう

3−3|脂質管理も忘れずに

動脈硬化の原因は高血圧のほか脂質異常が関係します。

特に脂質が多い危険な食品は控えましょう

三大危険食品をお伝えしておきます

  • 洋菓子
  • 菓子パン
  • ファーストフード
  • 腎硬化症とは長年の高血圧が原因で動脈硬化によって起こる腎臓の病気です
  • 腎硬化症により低下した腎機能は戻りませんが、悪化の予防は可能です
  • 予防は血圧管理、塩分制限、脂質管理が大切です

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